卒乳は本の通りにはいかない
1人になると、ふと上の子の卒乳を思い出します。
不思議ですが、上の子の育児は、何度もフラッシュバック的に脳裏によみがえるんです。
下の子も大切だし時々思い出しますが、上の子の時の余裕のない必死な育児と言ったら、もう今でも思い出しては肩が凝りそうです 笑
卒乳、出来れば通りたくない、ずっと授乳期のままでいたいと思ってました。
しあわせでしたから (*^^*)
正確には卒乳ではなくて、断乳寄りだったかな。
断乳は可哀想で、どうしても卒乳にこだわりたかったんですけど、子どもの方もおっぱいが好きでいてくれて、お互いに辛いさよならをしました…。
本の説明通りにはいきません
色んな情報があふれていて、育児の本も、ネットでの体験談もどれをどのように参考にしようにも、自分の子にはすんなりいかずに行き当たりばったりな毎日でした。
それに、じっくり読んで実践できるほどの時間がありませんでした。
毎日クタクタで寝て、起きてすぐ育児が始まるのですから、頭の中の情報を整理する余裕がありませんでした。
やってみたことはいくつかありました。
今でこそ笑っちゃいますが、本気でした。
まず、おっぱいに絵を描く、です。
へのへのもへじを描いて、子どもがビックリして、「これはいつものおっぱいじゃない!」っていっておっぱい離れが出来るというものです。
実際には、まったく威力を発揮しませんでした…。
なにこれ?ってな感じで、リアクションが薄かったんです。
自分でも私何描いてるんだろうと、虚しくなりました…苦笑
次いで、ワサビを塗るというものです。
味覚に訴えるわけです。
…でもこれは試せませんでした…。
やってみればよかったのかな…。
でもなぁ。気が向きませんでした。
刺激物、大丈夫かなって心配になってのを覚えています。
卒乳の段取りは、こうです。
昼間の卒乳 ⇒ 夜の卒乳 ⇒ 卒乳おめでとう!
でも昼間の卒乳は辛いものがありました。
授乳の時間になったらドライブで気を紛らわせようと企てたのですが、1日目はすんなり昼間の授乳なしに成功したものの、2日目だったかな、もう大泣きです。
ドライブしても泣き止まず引き返してきたのですが、隣の市まで延々と進んで行ってしまいました。
あの時間、忘れません。
上の子と精一杯がんばりました。
上の子が2歳2か月の頃でした。
もうお友達は2人ともどんどん卒乳していって、残るはうちの子だけでした。
どうしても焦ってしまう
本当は、もっとゆっくりでもよかったかもしれませんし、もっと早くに断乳しておけばよかったのかもしれません。
正解なんてわかりません (;^_^
ただ、下の子がお腹にいたので、子宮収縮に影響があってはいけないと思って、決行したんです。
昼間の断乳は辛かったのですが、その後、夜の卒乳はすんなりでした。
今日からおっぱいバイバイしようね、って言って絵本を読んで抱っこして寝かせました。
上の子にしたら、がんばってがんばって、私を信じて寝てくれたんだと思います。
本当に偉かったなぁって、親バカですがそう思ってしまいます。
その他に、絆創膏を貼る、っていうのを卒乳から数日してました。
子供にしたら「おっぱいがなくなっちゃった…」って思うそうなんですが、
これ、どう思っていたのかな。
私は「おっぱい痛い痛いだからね、こうやっておこうね」って精一杯話しかけてました。
上の子は、小さなころから私の話をしっかり聞いてくれる子なので、よぉぉく聞いてました。
別に吹き出しもせず、怒りもせず、しっかり話を吸収しているようでした。
上の子の性格なのかな、今でも大人の話をよく聞いてくれて、割と正確に覚えてます(*^^*)
忘れることも多いですけどね 笑
あの頃は、日常が延々と続くようにも感じていて、子どもと2人、毎日幸せに過ごしていたなぁって思います。
特別な期間だったなぁって懐かしくなります。
卒乳・断乳は、思い通りにはいきませんが、それもまた唯一無二の子供との思い出なんですよね (*^^*)
今頑張っているママさん、ほんとに毎日お疲れ様です …♡