ワンオペ育児、困る生活vs幸せ生活3
話さない彼
平日休みの私と、カレンダー通りの休日の彼は、合う時間が少なかったのです
その貴重な時間の中で、私は彼に話しかけ、彼の様子を観察し、どういう関係にしたらいいのかと考えていました
なかなか会話が広がらない、自分のことを語らない
そんな彼の話を引き出すように気を付ける話し方をしているうちに、どっと疲れが溜まっていきました
2~3回目辺りで食事をして帰宅したころには、強い頭痛がして全身に疲れを感じていました
ダメかもしれない…
実家に行って、母に言いました
「何も話さない」
「話が続かない」
「すごく疲れる」
母は女神のような優しい笑顔で、私をなだめるように一言二言、言いました
何を言ってくれたかは忘れてしまったのですが、私はその言葉を聞いて、自分の感情に蓋をしてしまったのです
私の思い過ごしなんだ…、私の感じ方は正しくないんだ…
もっと努力しないと、うまくいくものもうまくいかないんだ…
突っ伏していた私は、重い頭を起こして、また彼と向き合ってみようと思ったのでした
この母娘の関係が、この後の私の人生に大きく影響してしまいます
彼との時間が作れないもどかしさ
私の勤め先の社員の退社時間は、早くて20時、いつも通りだと21時過ぎ、少し遅くなって22時、繁忙期になってしまうと22時過ぎ…と言った具合でした
19時台に退社するのは稀で、どうしてもの予定があったり急用があったり…、周りの独身の同僚も同じような感じでした
特に不満を言っている社員は見かけませんでしたが、今の時代なら、かなり注意されてしまう気がします
(もしかしたら、他の人の不満に私が気が付かなかっただけかもしれませんが 笑)
職場は土日が繁忙期で、とても早くは帰れません
土日休みの彼がどう思っていたのか、当時の私にはわかりませんでしたが、彼の口から休みのことで何か言われたことはありませんでした
なので、てっきり私の働き方を理解してくれている、もしくは理解しようと思ってくれているものと思っていました
その分、私は時間が合う日は楽しく食事をしたり遊んで、充実した時間を作っていけたらと思っていました
たくさん話しかけました
関係が良くなるように努力しました
車内では、流れていく看板の文字を意味もなく読んでいました
歌も一人で歌いました
彼の意識は私にあるようで、直接私の顔は見ないのだけれど、私がどのような様子でいるかを気にしていて、視界に入れているように思えました
そのことがとても私を疲れさせていました
しかし、時間を大切に過ごそうと、明るく振舞うように努めていました
彼は余計なことを言うこともなく運転していました
*
私と夫とのこと、ワンオペ育児のこと、家庭のことを綴っています
私の経験が、どなたかの気付きやヒントになれたら…そう思って書いています
ブログ素人で、文章の構成が下手であったり、言葉が足りなかったり…などあると思いますが、気が付けばお直ししていきたいと思っております
不定期で更新しています
また、お付き合いくださいましたら幸いです