育児中に辛い夫源病を考える
こんにちは~
育児中っていろいろありますよね。
子供が風邪を引いた、吐いた、下痢した、泣いたわめいた、…。
もうママとしては一分一秒も気が休まることがないという日もあるわけです。
そういう日でも、旦那側は帰宅したらデーンと腰を下ろし、疲れた体を休めるわけです。
湯船に浸かれるのは5分程度なのに、旦那は30分ほどものんびり入って一日の疲れを癒してす毎日です。
小さいことから温度差が開いていきますね。
どういう症状?
夫源病ってあると思いますか。
縁がない人には、本当にわからない間隔かもしれません。
想像が難しいかもしれません。
365日、何年も積み重なっていきます。
我慢に我慢を重ねて病気になる人もいるくらい深刻だと思っていますよ。
縁がないのは良いことだと思います。
ゴミ出しを、まるで大仕事をしているかのようにするのではなくて、協力してやっているという姿勢ではなくて
生活の一環として、家族の一員として、当たり前のことのように、顔を洗ったり歯磨きするのと同じくらい、普通にするべきだと思うのです。
大変そうにしたり、文句を言ったり、ゴミ出しすらしなかったりするその深層心理には、家事は女がやるものという固定観念があるのだと思います。
自分の男親もそうだったように、自分もこうやってテレビの前でのんびり横になりながら、妻に文句を言われるのを笑ってかわして、自分は外働いて来るんだから体を休める権利がある、と思っている人も中にはいるかもしれません。
その考えに妻はいません。
悲しいなぁと思います。
女は男を上手に手のひらで転がすのよ…辛いことも今は耐えるの…という日本の古い考えが女性を苦しめている場合もあると感じています。
何気ないお友達との会話の中でも、男ってそういうものだよ…と返ってくることがあって、ますます孤独になってしまうこともあるのです。
中には、家事育児をひとりで抱えて、日々の買い物も、さらにはパート働きもして家計を支えている妻も多くいるでしょう。
そういう現実を直視せずに、帰宅したら用意してあるご飯を食べ、体を休め、気に入らないことがあると妻に当たる…という男性は少なからずいますよね。
※そうでない男性ももちろん多くいると思っています。
※積極的に子どもにも関わる男性がいることが存じております。
※しかし今回は夫源病という症状にスポットを当てていますのでご了承ください。
なかなか分かってもらえない、辛いものは辛い
- 体に力が入らない
- 布団からなかなか起きられない
- 起きていられない
- 自分の感覚がわからない
- 自分がイヤだ
- 何もする気が起きない
- 気が滅入る
- 気が塞ぐ
- めまいがする
- 何でも否定的になる
- 自分に自信が持てない
- 息が詰まる
- ため息が増える
- 体が重い
- お腹が空いているのに食べたくない
- お腹が空いていないのに食べる
- 人に会いたくない
まだまだ出てくるかもしれませんが、こんな感じもあるかなと思います。
こういう鬱々した気分で過ごしていながら、応援する自分もいて、内面の葛藤と戦っていることもあります。
ひたすら悲しくて気分が落ち込んで絶望していることもあります。
子どもたちがいれば明るく忙しく過ごし、登校していけばまた暗い現実に気付きます。
こういう毎日は夫はわからないでしょう。
辛いと訴えたところで、自分の方が辛いんだ、何言ってるんだ、お前なんか辛くもないそのくらい当り前だ、という考えだと、夫婦でなかなか考えが交わらないですね。
言葉も会話もなくなっていく夫婦、ケンカが絶えない夫婦、いろいろな形に変化していくと思いますが、辛いものは辛い、変わりありません。
夫婦は上下関係ではありませんが、夫が妻を下に思っていることは往々にしてあることだと思っています。
上下関係が出来ている場合、上の人が下の人の意見を吸い上げないと(気付かないと)改善されにくいともいえるかなぁと思います。
なぜって、下から思い切って意見を言ったところで却下されたり抑圧されてしまうと、その意見は届かないばかりか不満に変わってそのうち爆発してしまうでしょう。
夫源病の疑いがある場合には、軽く考えてはいけないと思います。
女性の場合は特に、共感してもらって心の傷が言えたり自分の気持ちを吐き出せることがあります。
女性脳は共感脳、という言葉もあるようです。
(男性脳は解決脳と読んだ事があります)
同じ女性なら共感してもらいやすいですし、電話相談などを切り口にして、自分の気持ちを外に出していくこともとっても有効だと思います。
- 共感を得る
- 自分を否定しない
- 自分を肯定する
- 小さな成功体験を積む
- 自信を取り戻す
- 問題から離れる
- 料理などに集中する
- 自分の世界を作る
まずは気休めかもしれませんが、一歩ずつ気持ちを前に進めていくことが大切かなぁと思います。
体を壊しては何もなりませんから。
傷ついたらとことん自分を大事にしましょう。
自分が楽しい・癒される・落ち着ける・心安らぐ…ということに時間を費やしましょう。
あなたの心が穏やかで過ごせますように…