子どもを夜間救急へ連れて行ったワンオペ育児記
こんにちは
最近上の子の喘息の調子が良いことに安心している yuu です。
このままいけば、吸入のお薬を朝晩ともに強度?ランク?を下げられそうです。
今は、朝はインタール、夜はパルミコート(ステロイド)、と言う具合に、違うお薬を吸入しています。
このところ雪で外の湿度が高いせいか、小児科の先生も大丈夫だろうと見込んで、朝だけインタールに戻してくれています。
この他、就寝前にキプレスという粉の抗アレルギーのお薬とロラタジンという錠剤のかゆみ止めのお薬を飲んでいます。
こう改めて記載してみると、上の子は薬ばかりだなぁと気になってしまいます。
もしかしたら、ロラタジン(旧クラリチン)は、飲まなくても大丈夫かもしれません。
うん。
あせももなくなったし、皮膚の状態は良い感じなので、次回の皮膚科受診時に相談してみようと思います。
呼吸が苦しい上の子
キプレスはモンテルカストという気管支喘息によく使われるお薬です。
筆者も、産後に初めて急性気管支炎を患ってから、ちょくちょくモンテルカストの錠剤にはお世話になっています。
キプレスの他に、シングレアという商品名でもモンテルカストは処方されていて、お医者さんによってどちらかになります。
シングレアも、以前にかかっていた小児科で処方されていましたが、見た目もそっくりで、なじみ深いです。
子供のお世話をしていると、カタカナに非常に弱い筆者でも、覚えるものだなぁと思います。
それだけ、真剣に向き合ってきたという自負がありますよ。
ちゃんと出来ていたかどうかはわからないけれど、筆者なりに…です。
で、このキプレスも吸入のお薬も、続けていないと効果を発揮してくれないお薬で、良くなったからと言って止めてしまうと、また再開してからお薬が体に定着するまでに日数がかかってしまうのです。
なので、良くなっても自己判断で止めない、というのが大事なお薬なんです。
しかし、こういうことが良くわかっていなかった筆者は、お薬が終わると、悪くなるまで行かないということを平気でしていました。
無知って怖いです。
今通っている小児科の先生から、何度も何度も叩き込むように教えてくださったお陰もあって、筆者はこの辺を理解して習慣にすることが出来ています。
薬が切れるとあっという間にヒューヒューゼーゼーになってしまいます。
「あれ、この間良くなったのにもう調子悪くなったの?!」と、はてなマークいっぱいで気持ちが憔悴してしまうんです。
何が悪かったのかわからないまま、苦しそうに寝ている子供を前にオロオロして、小児救急電話相談に電話します。
#8000の小児救急電話相談では、その時の子供の様子を聞き、電話で対応の仕方を教えてくれるだけでなく、夜間に診てくれる病院の紹介もしてくれるので、本当に助かります。
心細い筆者の心に優しく丁寧に寄り添い、手際よく導いてくれる感じがしました。
夜間救急窓口に2度、総合病院の夜間窓口に1度、上の子はお世話になりました。
予想しない景色
そのころ下の子はまだ母乳を飲んでいました。
夜に1度起きて授乳をしてからだいたい4~5時間くらい寝てくれていました。
苦しそうな上の子の横で授乳をし、筆者も横になっている間少しだけ体を休め、授乳が終わり次第小児救急電話相談へ電話し、上の子の症状を相談し病院を教えてもらいます。
それから、病院先へ電話してこれから行きますが良いでしょうかと伺ってから、出発の準備をします。
準備と言っても、さほどありませんが、上の子はパジャマなので防寒をして車に乗せます。
この一連の流れで、下の子が起きやしないか、上の子が騒がないか、帰宅するまで下の子は寝ていてくれるだろうかという心配と、翌日の通園が出来るのだろうかという不安と…。
大きなプレッシャーを抱えて出発するんです。
今思うと、よく一人でやったなぁと思います。
偶然だったのかもしれませんし、神様が見ていてくださったのかもしれません。
もし、下の子が起きたら?
もし、下の子に何かあったら?
大きな賭けのようなことをよくやってのけたなぁと、今更ながらヒヤヒヤします。
何事もなかったのですから、本当に良かったというしかありません。
筆者は上の子を抱いて院内に入り、応急処置をしていただいて、数時間後に帰宅します。
上の子の緊急事態に、精一杯だったのです。
ちなみに、夫はこのことは知っているかわかりません。
筆者が話したかもしれないし話さなかったかもしれないし、話したところで自分に関係ないことを覚えているかどうか疑問の夫なのです。
夫を起こさないで病院へ行った理由
- 夫が起きるか不明
- 緊急事態を理解するか不明
- 寝ぼけて話を聞かない可能性
- 下の子を起こしてしまう可能性
- 下の子の不適切なお世話をする可能性
- 下の子が起きれば3人で病院へ行く
- 上の子の緊急時に時間を掛けたくない
不適切なお世話…という言葉が合っているのかわからないのですが、不適切だと筆者が感じたのは、夏に毛布を掛けて子供が汗だくになっていたこと、冬に子どもの掛け布団がかかっていなかったこと、などがあったため、その時に合ったお世話が出来ていないと思ったのです。
いろんなことを考えた結果、夫を起こせませんでした。
この辺をはっきり覚えていないのですが、もしかしたら、筆者が夫にメールを送信していた可能性もありました。
下の子が泣いたとき、万が一夫が起きて筆者がいないとなれば、メール受信を見ると思ったからです。
2人、病院へ連れていけばよかったのかもしれない、と今になってみればわかりますが、当時は疲れた体で夜中2人連れていける体力がなかったのだと思います。
夏だったと思いますが、病院を後にするとき、空がほんのり明るくなっていたのがとても印象的でした。
呼吸が落ち着いた上の子を抱いて歩きました。
普段、下の子に付きっきりでお世話しているので、上の子と2人きりになるのが久しぶりで下の子の出産前に戻ったような、しかしもう下の子もいて全てが出産前と同じではない上の子の変化も感じていて、時が過ぎていることをしみじみと感じました。
車に乗せてからすっかり目が覚めている上の子と、空がきれいだねと話しながら運転して帰ってきたのをよく覚えています。
あの空、明るいオレンジの色がグラデーションになっていて本当にきれいでした。
車通りの少ない道を、普段は30~40分かかるところ、15分ほどでスイスイと走れて、非日常的で。
上の子と、どこか違った世界を走っているような、ちょっとワクワクするような、つかの間のリフレッシュタイムを味わって帰宅しました。
3回あった夜間の上の子の応急処置でしたが、帰宅後はいずれも下の子は良く寝ていてくれていました。
危ない橋を渡ったのかもしれないと思うと…、ワンオペ育児の大変なところだと思いますが、これを読んでいただいているあなたにはぜひ反面教師にしていただいて、なんとか下の子に寄り添う大人がいるように工夫やご配慮をしていただけたら良いと思います。
長文にお付き合いくださりありがとうございます。
また覗いてやってくださいね。
育児、楽しみましょう ☆