ワンオペ育児の疲れを優しくリフレッシュ♡

子どもたちは肌弱し、1人喘息有、食品アレルギーは無。DIY大好き&お裁縫&写真大好きな40代です。夫はASDの疑い有。辛いことも多々あるけど、ささやかに楽しく過ごしたくて、生活の向上を模索中。子どもたちとの幸せを守っていきます。共感下さる方大歓迎です ♡

ワンオペ育児、困る生活vs幸せ生活12

ない物は存在しない彼、見えるものが全てではない私 

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車が動き出して、彼は私の手を握り締めてました

 

 

大切な物を扱うように、何度も握り直してました

 

 

彼が何と言っていたかよく覚えていないのですが、「ごめんなさい」ということ「もうしません」ということようなことを言っていたと思います

 

 

 

私が「いいよ」というと、ようやく手を放しました

 

 

そして、私が住んでいるアパートの駐車場に戻ってきました

 

 

 

私を下ろすと、彼は車に乗って私の方は見ずに帰っていきました

 

 

いつもそうでした

 

 

私が手を振っても、こちらを見ません

 

 

私は、私が手を振っていることに気が付かない横顔の無表情の彼に、氷を突き付けられたような冷たさを何度も感じてました

 

 

以前「手を振ったよ」と言ったことがあったのですが、この会話は「あそう」で即終わってしまいました

 

 

彼に悪気はありません

 

 

私の伝え方が悪いのだろう…

 

 

どういう話し方をしたら良いのだろう…

 

 

そう自問することがこれまでにもしばしばありました

 

 

 

モヤモヤな心と正反対の空

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この時も同じです

 

 

車を下りた後、私はまた一人になり、これまでの一件が幻だったかのように感じてました

 

 

 

視界に青空が見えて、私の複雑な気持ちも、この空ようにスッキリするべきなんだろうと思い直してました

 

 

 

今ならわかることですが、彼がすぐ帰っていったのは、おそらく彼の全部の力を使い切っために疲れたから帰った、ということです

 

 

私を(お付き合いしている人を)一人にして自由にさせてあげようとか、反対に、孤独にちょっと意地悪く一人放っておこうとか、そういうことはこれっぽっちも考えていなかっただろうと思います

 

 

 

ただただ、疲れただけです

 

 

彼の中にいるのは彼だけです

 

 

お互いの心を埋めるとか、話し合うとか、語り合うとか、気持ちを確かめ合うとか

 

 

この様なことは彼の頭の中にはありません

 

 

彼の中ではおそらく、私が「いいよ」と返事した、このことで、彼の中で完了したのです

 

 

 

しかし、私の中では、複雑な気持ちで曖昧に「いいよ…」と答えるしかなかったと思ってしまったんです

 

 

 

車に乗らないこと、強引にでも車から降りること、その場から離れること、こういったことをする強さがなかったんです

 

 

 

車内の空間で、叩かれたらどうしよう、乱暴されたらどうしよう、彼はどういう行動に出るか予測がつかない…という気持ちのままフラフラと乗りました

 

 

 

この一件もまた、私の中に理解不能なこととして残っていきます

 

 

 

 

上手く飲み込めず、また、いつまでも消化できずに、モヤモヤと心に「不満・不信・不安」を育ててしまうのです

 

 

 

それが何なのか私自身どうしてもたどり着けないのです

 

 

このモヤモヤしている正体が何なのか、わからないのです

 

 

次第に表情が曇ります

 

 

そして、「悪い人ではない、暴力もないし」と思い直します

 

 

この繰り返しは、この後も果てしなく続いていくこととなるのです

 

 

私はこのことに気が付いてません

 

 

彼を作っている要素の正体が何なのかわからないからです

 

 

 

彼の性質が読めず、対応力もなく、途方に暮れたり神経をすり減らすばかりで…

 

 

 

こんな気持ちの私を、彼はどこどこに食べに行こうと良く誘ってくれました

 

 

 

落ち込んだ気持ちは、仕事をすることでわりとすぐに立て直せていました

 

 

 

ある日、彼の実家へ連れていかれました

 

 

夕飯を食べた後、僕の家に行きたいんだけど…というようなことを言っていたと思います

 

 

「ここ、ぼくんち

 

 

と彼がボソッといって、駐車場に車を停車し

 

 

彼が玄関を開け私が彼の後に続くと、彼のお母さんがちらっと見えてお互いに挨拶をしました

 

 

 

彼の後について2階へ行き、こたつに入るように促されました

 

 

 

そして、地元で有名なお弁当を二つ、彼が持ってきました

 

 

私に夕飯をご馳走してくれるようでした

 

 

 

彼の家はとてもきれいでした

 

 

 

 

 

後に彼から聞いた話ですが、家を改装したばかりだったようでした

 

 

 

「ここぼくんち」という声が何となく小さく弾んでいたのは、新しい家ということが彼の声を弾ませていたのかな…と理解しました

 

 

 

 

お弁当をたべたあと、彼は隣の部屋から卒業アルバムを持ってきて見せてくれました

 

 

 

 

私は興味深く見るように覗いてました

 

  

 

 

 

長くなりましたので、また後日続きを書きます

 

 

 

 

私の経験が、どなたかの気付きやヒントになれたら…そう思って書いています

 

 

ブログ素人で、文章の構成が下手であったり、言葉が足りなかったり…などあると思いますが、気が付けばお直ししていきたいと思っております

 

 

不定期で更新しています

 

また、お付き合いくださいましたら幸いです