ワンオペ育児、困る生活vs幸せ生活10
外の顔、内面の顔
研修の誘いを即答で断られてしまったので、彼と分かり合える近道を見失いました
取り付く島がない彼の態度
怒っている表情には見えないが岩のように閉ざしている表情
どういうことなんだろう
ちょっとは考えてくれても良かったのじゃないか…
私がどうして研修に誘いたかったか、もっと話を聞いてくれても良いのじゃないか
彼が長い話に嫌な表情を見せるのはなぜなのか
私が嫌なのか …
私は嫌われるのか?
悶々とこんなことを考えては、答えが見出せません
しかし、気持ちを切り替えていつも通り仕事をしていれば、こういった彼との嫌な気持ちは忘れていられます
次回会ったときはまた新しい気持ちで会えばいい
彼は、特別な華やかさはないないけれど、見た目、とてもまじめそうなんです
背が高く中肉、ちょっと走り方が変だけど、真面目に働いている印象は好意的です
見た目は好印象
外見は物分かりが良さそう
だからなおさら、彼の言動に驚かされ理解が追い付かない
無口なその口からはのちのち驚くほど「仕事が嫌だ」とか「行きたくない」とか「休んで良い?」等々、聞いていてガッカリする言葉が次から次へと溢れ出てくることになります
完璧な人間などいない
私だってそんなにたくさんの人の性格を知っているわけではない、むしろ仕事以外では人間関係が苦手で未熟なのだから
そんな風に思い直しながら、お付き合いが細々と続いていきます
相手の嫌がることがわからない彼
私の職場は、当時、月に4日固定休み(+2日申請して休む、休日出勤もありました)、お盆休みは3日間、年末年始は4日間でした
(今はしっかりとお休み日が増えているようです^^)
ということで、彼とお盆に泊りに行こうと誘われました
電車で県外へ行きました
安めの民宿を予約し、街をたくさん歩き、会話が弾むでもなく、彼の様子を探りながら過ごしました
翌日、私はとても気が疲れていました
建物の外にエスカレーターがあり、乗ろうとした時です
彼が突然私の股に手を当ててきました
驚きました
何の前触れもなく、無言で手を伸ばしてきたのです
彼を見ると、恥ずかしそうな高揚した表情をして私とは目を合わせません
彼は自分の世界に入っているように見えて、これでは私が嫌だという気持ちが伝わらないと思いました
私は思いっきり怒りました
外でなぜ股間を触って来るのか、なぜ嫌なことをしてくるのか、想像しないのか、私のことを考えないのか、行動の意味が分からず、イライラがMAXになってしまい
彼からすれば、女の子と無事に1泊出来たことがうれしかったのでしょうし、彼女は自分と付き合ってるのだから何しても良いはずだと思い込んでいるのかもしれませんでしたが
あまりにも私からかけ離れた彼の行動を理解することと、彼に寄り添って考えるということに疲れてしまって
強く本気で怒りました
人前で触らないで!と
彼は「えっ」とした顔で、ただただ苦笑いして私をみてました
ごめんねも言わない、自分は悪くない、なぜ怒るの?とも取れる彼の表情、私の気持ちに全く寄り添わない彼…
その全ての態度にかなり腹が立ち、怒りの収め方がわからず、ずっと気分が悪いままでした
そしてたった一人でものすごく徒労感を感じました
彼とのお泊りは楽しくありませんでしたが、楽しかったこともあったと思うようにしていた自分が辛かったです
次回会っても多分彼は普通でしょう
彼のそういう気持ちの起伏がないところは良いところですが、あまりにもデリカシーがなく、どうしようかと思っていたところ、また彼はとんでもないことを言ってくるのです
彼と合う人はどういう女性なんだろう、彼はどういう子が合うのだろう、どういう女性を求めてるんだろう…そんな風に思うようになりました
*
少し長くなりますが、ご一読いただけましたら幸いです
今思えば、“ もう早く別れて、逃げて ”と、かなりもどかしい気持ちになります
そんなに嫌な思いが続くなら、さよならしていいんだよと当時の自分に言いたい気持ちです
しかし、私も私で、これまでの人生において、自分の感情を抑えて育ってきましたから、自分の思うように進むことが出来ません
母親の顔色を伺いながら、突然怒る母によって痛めた心を癒す方法がないまま、さらに傷口に塩を塗るような毎日だった頃もあり
自分を大切にする方法、自分に自信を持つ方法、そういったことが全く分からなく不安定な気持ちのまま、今振り返ると随分と寂しい子供時代を過ごしました
1人でたくさんたくさん泣いてきました
泣いても泣いても怒られるばかりで心が解消されず、不満を抱えて感情を抑え込んで、思春期は抑えが利かず母と大喧嘩をします
それ以降は何に対しても私は心が沈んで無気力で友達から離れ、友達も私から離れていきました
一方で母は「いい子になった」と私を放置し仕事に精を出し母の彼とのお付き合いにお洒落したり大型バイクにも乗り充実した日々を過ごしていたようでした
…
私は今、子供が二人おりまして、私自身の子供時代を忘れているほど楽しくにぎやかな毎日を過ごしています
まるで、私自身が子供たちと共に私の中の子供時代を生き直している感覚にもなっています
たくさん公園に行って遊び、子どもたちは習い事をし、家では抱っこ抱っこで甘えてきて上の子も下の子も毎日私の体によじ登ってきます
私が親に甘えられなかったことを子どもたちが私にしてくれて、それを受け入れている自分がとても幸せに感じています
私の中にあるアダルトチャイルドというものは、簡単には消えてくれませんが、今現在は、出来ることを出来る範囲で続けて自分を幸せにしてあげることにしています
小さな成功体験を積む、成功を自分で祝う・褒める・認める、ということも、とても効果的だと思っています
そうすることで、自分に小さな自信が持てて、自分の直感も信じることが出来るようになっていると思っています
アダルトチャイルドの人は、もっともっと自分にとっての本当の幸せというものに敏感になるべきだと思います
自分を幸せにする、周りも幸せにする、がベスト!
大人になった私は会社員としてバリバリ働かせてもらっていましたが、内面はアダルトチャイルドを抱えたままの心の脆い大人でした
そんな私が彼と過ごすうちにカサンドラ愛情剥奪症候群にも陥り、以前にも増して更に自分を見失い続けることになります
自分を見失うこと、自分の直感を上書きする、危ない方へ行く、自分の感情を殺していることに気が付けない、人の顔色をうかがう、主体性がない、
こういう人生では、幸せになれません!本当ですよ、病気になりますから!
もし、アダルトチャイルド、アダルトチルドレン、AC、などに当てはまる方がお読みいただいていらっしゃったら
どうか、すこしずつでも改善できる方法が見つかりますよう、そのきっかけにちょっとでも携われたら…と心から願って綴っております
誰のためでもないあなたの人生です
せっかく生まれてきたのです
幸せになる権利ではなく、幸せになるのはあなた自身との約束です
(私は幸せになる義務があると思っています
そう思うと、不思議と良い意味で元気が出てくるんですよ^^)
*
私の経験が、どなたかの気付きやヒントになれたら…そう思って書いています
ブログ素人で、文章の構成が下手であったり、言葉が足りなかったり…などあると思いますが、気が付けばお直ししていきたいと思っております
不定期で更新しています
また、お付き合いくださいましたら幸いです